ロンドンはダブルデッカーで有名ですが、古いタイプのダブルデッカーは乗り降りが危険なため廃止になってしまいました。
新しいダブルデッカーとシングルのバスが2台くっついたムカデのようなバスが市内を走っています。
この新しいバスはバギーズの強い味方!なのです。
バギーと車椅子をそのまま乗り入れる広いスペースが確保されていて、車がなくても気軽にお買い物や、少し遠くの公園へバギーをたたまずに移動できます。
ただしバス1台につきシングルバギー2台まで。ムカデバスは4台まで入れられます。
知り合いのママたちはどんどんバスに乗ってセンターまで子供と出掛けていきます。
紳士の国だけあって、もしもバギーの乗り降りが大変なときは
若い男の子から、おじいさんや、おじさん、おばさん、みんなみんな手助けしてくれます。
本当にお母さんや子供には親切です。
例外なのは、運転手さんによって親切ではないのがたまに傷です。
ツイン用のバギーは前の入り口から乗り入れができなかったので、
出口から入れさせてくださいと運転手さんに頼みますが、
バスの運転手さんによって危険だからだめと断られることも。
時にはママ友達が運転手に抗議してくれたり、最後は結局 自分たちでロンドンの交通局へ手紙をだし、ツイン用のバギーを出口から入れられうように頼みました。次の週からどの運転手さんもその件は了解済みで、その後まったく問題なくバスに乗れるように。
新しい地下鉄や、電車も次々とバギーのスペースが確保されるようになってきましたが、
古いタイプがまだ残っているため、やはりバスでの移動が便利です。
混雑しているところにバギーの乗り込みは嫌がられるけど、
ラッシュアワーを避けた時間などは、いいのではないでしょうか。
子供も親も出掛けることによってリフレッシュができます。
スェーデンはもっと交通機関がバギーズや、車椅子の人にとって使いやすいとききます。
ちょっとリポートしに行ってみたいです。
ラベル:子育て
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日本在住で小学生の子供がいます。
今回の記事を読んでベビーカーを使用していた時、子供と一緒にお出かけしたい、色々な体験をさせてあげたいと思う反面ベビーカーをたたんで子どもを抱っこしてバスの乗るのが大変だったことを思い出しました。このようなベビー期の体験から
車の免許を取ろうと決意したほどです。
日本はママにもベビーにもまだまだ住みやすい国ではないのかもしれませんね。
小さいうちはそんなに無理やり外へ連れ出さなくともいいのでは、
という意見もよく聞きますが、子供が外で感じる五感を刺激させてあげたいですね。
私の知り合いのママ友達は、子供がまだ1歳前後のとき、
よくマーケットに一緒にバギーで買い物に行ってました。彼女曰く、この雑然とした
雰囲気と匂いが子どもは好きみたいと笑って言ってました。
そこには野菜、くだもの、お肉にお魚と様々な食材とたくさんに人がいるのです。
でもなるほど、と思いました。
毎日お部屋の中では感じられない外の世界がそこにはたくさん詰まっていますよね。
どの国もそうだと思うのですが、親や子供に寛大で寛容な環境であれば、本当に子育てもしやすいですよね。日本ではバギーをたたむお母さんに対して、
もっと手を貸してあげてほしいです!